睡眠歯科 sleep We want to help you stay beautiful and healthy
by thinking about your overall health, starting with your mouth.

睡眠の質が低いと感じませんか?
その症状、睡眠歯科で
解決できるかもしれません。
Sleep dentistry

睡眠中に「呼吸が止まる」あるいは「呼吸が浅くなる」ことはありませんか?それは、「睡眠時無呼吸症」かもしれません。
深い眠りが妨げられ、日中に強い眠気や集中力の低下を引き起こすだけでなく、高血圧や脳卒中、糖尿病といった深刻な合併症のリスクを高めることが知られています。

睡眠時無呼吸症にはいくつか種類があり、改善するための治療法もあります。「睡眠」は生きていく上で、欠かせないものです。お口のことだけでなく「睡眠」の質も向上させることで、全身を健康に保ちましょう。

閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA) Obstructive sleep apnea

閉塞性睡眠時無呼吸症は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。10秒を超える無呼吸、または低呼吸であるケースが当てはまります。
主な原因は「物理的に気道が狭くなること」です。その要因として首周りの脂肪の沈着や肥満、扁桃肥大、鼻炎・鼻中隔弯曲といった鼻の病気も挙げられます。

口腔関連では舌が大きすぎることや、筋力の低下・下顎のズレによる舌の後退、下顎が小さすぎるといったことが要因として挙げられます。
成人男性の約3~7%、女性の約2~5%が発症し、場合によっては命にかかわることもあります。脳卒中や心疾患など重い病気につながる可能性もあります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS) Sleep apnea syndrome

睡眠時に呼吸が止まる原因は大きく分けて2つに分類されます。
1つ目は、睡眠時に気道が物理的に狭くなり呼吸が止まる「閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)」、2つ目は呼吸中枢の異常によって呼吸が止まる「中枢性睡眠時無呼吸(CSA)」です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はこれら2つの総称であり、どちらのタイプかを判断するには検査が必要です。約9割が閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)だと言われています。

口腔内装置 (マウスピース)

物理的に気道が狭くなっているケースでは、専用のマウスピースを使うことで改善を図ります。下顎の位置を前にズラす効果があり、その結果、舌の後退も防ぐことができるのです。

下顎が小さくかつ舌が大きい方は、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)を発症しやすいため、マウスピースの使用をおすすめします。

ソムノデントとは?

当院では閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の治療に、ソムノデントというマウスピースを使用するスリープスプリント療法を導入しています。

下顎の位置を固定して舌の後退を防ぐ効果があり、持ち運び可能なサイズなので、出張先や旅行時にも活躍します。またいびきの防止にもなります。

ソムノデントのメリット

  • 装着中に唇を閉じられる
  • 歯型にしっかりフィットする
  • 開口が自由に行える
  • 会話や水を飲む、あくびも自由に行える
  • 下顎位置の微調整が容易にできる
  • 睡眠試験と合わせて調整状態をモニタリングできる
  • 電気が必要ない
  • 睡眠中に自由な姿勢がとれる
  • 使用中に音がしない
  • 軽くてコンパクト
  • 付属品が必要ない
  • 交換用部品を必要としない

ソムノデントのデメリット

  • 装置の感覚に慣れるまで時間がかかることがある
  • 保険が適用されない(病的ではないいびきの場合)
  • 重度の歯周病や歯列不正がみられる方に適さないケースがある

内科や耳鼻咽喉科で睡眠時無呼吸症候群と診断されれば保険適用となります。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、まずは内科や耳鼻咽喉科で診断を受けることを推奨します。

FLOW ソムノデントを
使用するまでの流れ

  1. カウンセリング・
    口腔内検査

    症状やお悩みについてお伺いし、今の状態を知るための検査を行います。治療について気になることや不安に感じていることがあればお気軽にお伝えください。

    検査で虫歯や歯周病などの問題が見られた際には、そちらの治療を優先することがあります。

  2. 治療計画のご説明

    検査結果をもとに治療計画を立てます。内容を分かりやすくお伝えし、同意をいただけたら治療開始です。かかる費用や期間についても、このタイミングでご案内します。

    保険適用をご希望の方は、内科や耳鼻咽頭科からの紹介状が必要です。治療計画確認後にご準備をお願いします。

  3. 型取り・顎の位置決め

    歯型を取って、下顎の位置決めをします。症状が改善できても位置を大きく動かしすぎると顎関節への負担が増加し、顎関節症を発症する可能性があるため、慎重に行います。

  4. 装置(マウスピース)
    の製作

    顎の位置決めが終わったら、装置を製作します。

  5. 装置のお渡し・効果測定

    装置が完成したら実際にはめてみて問題がないかを確認します。はじめは違和感がありますが、徐々に慣れますのでご安心ください。

    使用後1か月ほどでマウスピースの使用状況や症状の改善具合などをチェックし、効果判定の検査を行います。

タップで
電話する
WEB予約 アクセス